心を動かす方法

新しい稽古生が加わると、

稽古相手の違いで生まれる感覚の違いが
多く感じ取れる稽古に変化していきます。

そうすると、

Aさんとなら上手くいくのに、
Bさんとすると上手くいかない...

なんてことが起き出します。


その差はなにかと言うと、

相手に対するために必要なリソースが
自分の中にあったりなかったりすることが原因となっているのです。

つまりAさんに対応するためのリソースは持っているけれど、
Bさんに対応するためのリソースは足りないということです。


Aさんとだけしか稽古しなければ、
自分に足りないリソースに気づくことができません。

だから時には違う相手との稽古が大切になるんです。


そんな中で「相手の心を動かす」ということを稽古してきました。

相手の心をどうすれば動かせるのか...

皆さんに聞いてみると、
私の期待していた答えがなかなか出ませんでした。

やはり心のことに関心がある方ばかりなので、
なるほどそう来ましたかという答えが多く、

一般的でシンプルな答えが出てこないんです。


で、私が求めていた答えはとてもシンプル。


相手の心を動かす方法は

「驚かせる」です。


 


単純に「わぁ!」というのもありですし
ひとことで言えば、相手の予想を裏切るということです。

つまり、
相手が想定できていないことで
相手にアプローチするということですね。

なにかしら相手の意識を変えさせることで、心は動きます。


その要素としては

距離の変化
高さの変化
肌への刺激
動きを与える
視覚的刺激
意識が与える感覚的変化

などの感覚へのアプローチです。


これらの変化を相手に感じさせることで
心を動かします。

この内の1つだけを使っても
相手の心は動かないことがあるので

その場合は、
他のリソースを重ねることで
より心の変化をひき出します。


とにかく相手の心を動かすために
どうすればいいのか...

そんな意識を忘れずに人と向かい合えば、

相手との間にあるつながりを
あなたの意思で作り出すことがでるんです。

とてもシンプルなのですが
これを意識して表現できる心の落ち着き、
つまり余裕がないとなかなかできないのです。

相手の心を動かす前に
自分の心が浮き沈みしていては話になりませんよね。